佐々並小学校 萩往還散策(乳母の茶屋~涙松)

佐々並小学校では、6年生が修学旅行に行っている時に、1~5年生(13名)が春の遠足を行っています。一昨年度は、萩往還の佐々並支所から釿ノ切峠間で、昨年度は釿ノ切峠から明木公民館まで(一升谷石畳)を歩きました。そして本年度は、明木地区にある「乳母の茶屋」から「涙松」までを歩きました。

 佐々並公民館の地域おこし協力隊の方を講師に招き、萩往還を散策しながら、いろいろなエピソードを話していただきました。中でも駕籠建場(藩主が休憩した場所)やトイレの話など、子どもたちは興味深く耳を傾けていました。

 トイレ休憩で立ち寄った道の駅「萩往還」では、吉田松陰先生の像の前で記念写真を撮りました。その他にも、「大屋処刑場跡」、「涙松」など、萩往還の名所をめぐりながら、5kmの道のりをゆっくりと2時間かけて歩きました。

 今回の萩往還散策を通して、子どもたちは、地域に伝わる歴史上の出来事や昔の人々の「志」についてしっかり学ぶことができました。このような体験を通して、ふるさと萩を大切にしようとする心が育ってくれることを期待しています。