大島小学校 小3~中3 ふるさと大島学習

総合的な学習の時間を使って、小学校3年生から中学校3年生までが一緒になって学習を進めていきました。その中で、「大島の里海(漁業・海)」「大島の里山」「大島の伝承」「大島の未来創造人(新たな取組)」の4つの縦割りグループに分かれて、地域のことを調べたり、大島の魅力に関わる提案や新たな取組を考えて実施したりしました。

「里海」グループ

「大島の漁業の魅力を伝える」をテーマに、漁業について家族や島の漁師の方にインタビューしたり、漁協の方に話を聞いたりして、

漁師という仕事の魅力や漁の仕方、魚などについて調べていきました。

また、小学校3・4年生は島で捕れる魚をイラストにして、“イラスト水族館”を作り、全校児童・生徒や地域の方・保護者の方へ紹介しました。

「里山」グループ

「大島の自然を体感してもらおう」をテーマに、自然物を使った作品作りを考えたり、大島の野菜について調べたりして、

大島の自然を生かしたイベントの企画・運営の準備を進め、グループ以外の中・高学年の児童を対象にしたイベントを開催しました。

イベントの中では、地域の方の協力を得て、芋掘り体験をさせていただきました。芋掘り体験のあとには、芋を使った料理や竹とんぼ作りを行いました。

「伝承」グループ

「大島の歴史を多くの人に知ってもらう」をテーマに、地域を探訪したり、公民館や地域の方にインタビューをしたりして、

大島に昔から伝わる物について調べ、発表に向けて準備をしていきました。

島の成り立ちを紙芝居に、地域探訪から興味をもったことを手作り地図やポスターに、それぞれまとめていきました。

「未来創造人」グループ

「大島の人たちを元気にする」をテーマに、カフェ開店に向けて計画を立てたり、資金の集め方を調べたりして、

大島に今までなかった企画を実施しました。

1回目の反省を生かし、2回目の開催を行ったことで、地域の方や保護者の方が多く参加し、カフェは大盛況となりました。

また、CM作りに挑戦し、tysふるさとCM大賞で優秀賞を受賞するとともに、県内へ情報発信を行いました。