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| 長門峡 |
理科の「流れる水のはたらき」の学習に合わせて「萩ジオパーク学習」を実施しました。長門峡を出発点としてふるさとの川を下り、川の様子の変化を観察すると同時に、萩の地形の成り立ちについて流れる水のはたらきから考えました。
行程:学校出発→阿東・長門峡→川上・阿武川温泉公園周辺河川→堀内・橋本川河口→学校着
阿東に入ってからは、車窓から山の中の河川の様子を観察することができ、移動中もよい学習の機会となりました。また、長門峡に着いてからは、バスの中での長門峡の成り立ちについての学習をもとに、時間を掛けて長門峡を散策し、切り立った川岸の様子や一つひとつの岩の大きさ、ごつごつした岩肌の感じ、流れの速さなど、実感を伴う学習を積むことができました。子供たちは、日頃見ている地域の川の様子との違いを驚きをもって観察していました。
すぐそばに阿武川ダムがあるものの、大きな河原が形成されており、大型河川の中流域の特徴をよく表していました。山の中の河川に比べ、流れが穏やかであること、河原にある石が丸みを帯びていることなど、子供たちは、河川の中流域の特徴をよく捉えていました。山の中の河川の様子と比較しながら観察することは、それまでの学習の成果を一つひとつ確認することにつながり、よいまとめの機会になりました。
それまで見てきた上流域や中流域の川幅とは違い、大きく広がった河口部の川幅を確認することができました。堆積物もそれまでとは違い、小石や砂が中心で、石が運搬される過程で細かく砕かれたり、角が削られたりして、河口部分で細かい粒となって堆積した様子が、よく見て取れました。
我々が住む萩の市街地は、阿武川を流れる水のはたらき(浸食、運搬、堆積)によって、気の遠くなるような長い年月をかけて形成された土地であることを実際に見て感じることができ、子供たちにとって大変意義深い学習の機会となりました。
阿東に入ってからは、車窓から山の中の河川の様子を観察することができ、移動中もよい学習の機会となりました。また、長門峡に着いてからは、バスの中での長門峡の成り立ちについての学習をもとに、時間を掛けて長門峡を散策し、切り立った川岸の様子や一つひとつの岩の大きさ、ごつごつした岩肌の感じ、流れの速さなど、実感を伴う学習を積むことができました。子供たちは、日頃見ている地域の川の様子との違いを驚きをもって観察していました。
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| 川上・阿武川温泉公園周辺河川 |
すぐそばに阿武川ダムがあるものの、大きな河原が形成されており、大型河川の中流域の特徴をよく表していました。山の中の河川に比べ、流れが穏やかであること、河原にある石が丸みを帯びていることなど、子供たちは、河川の中流域の特徴をよく捉えていました。山の中の河川の様子と比較しながら観察することは、それまでの学習の成果を一つひとつ確認することにつながり、よいまとめの機会になりました。
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| 堀内・橋本川河口 |
それまで見てきた上流域や中流域の川幅とは違い、大きく広がった河口部の川幅を確認することができました。堆積物もそれまでとは違い、小石や砂が中心で、石が運搬される過程で細かく砕かれたり、角が削られたりして、河口部分で細かい粒となって堆積した様子が、よく見て取れました。
我々が住む萩の市街地は、阿武川を流れる水のはたらき(浸食、運搬、堆積)によって、気の遠くなるような長い年月をかけて形成された土地であることを実際に見て感じることができ、子供たちにとって大変意義深い学習の機会となりました。



