明木小学校 3・4年生 「明木川探検隊」

今年度、3・4年生は「総合的な学習の時間」を使って、地域を流れる明木川について学習を進めてきました。学習には、地域の守永辰夫さんにご協力のもと指導をしていただきました。 まず、総合的な学習の時間に、明木川についてのお話をしていただきました。これからの学習の見通しをもち、子ども達が調べていく内容についても考えました。 次に、明木川が本当にきれいなのか、どんな生き物がいるのかを調べるために、現地に行き学習を進めました。まず、明木川の上流、中流、下流の3箇所に行き、水質検査を行いました。 検査キッドを使い、児童自身が川の水質を調べました。3箇所とも大きな差はないものの、川の水質は、きれいだという判定になりました。目で見ることで、川のきれいさを実感することができました。 学習のまとめとして、「小中合同文化祭」で、「特ダネ明木川ニュース」と題して、今まで調べてきたことを自分たちの考察を入れながら発表しました。また、明木川を通して、これからの環境問題に自分たちがどのように関わっていけばよいかも考えました。子ども達が自主的に劇の台本づくりを行い、観覧されている保護者や児童生徒に何を訴えかけるか真剣に考えることで、これからの自分たちの生活と身近な自然との在り方について考えを深めることができました。 最後に、もう一度明木川を訪れて、魚釣り体験を行いました。身近な存在である明木川とのふれあいの中で、楽しい思い出づくりができました。これまでの学習を通して、子どもたちにとって「ふるさと明木」をもっと好きになるよいきっかけになりました。