明倫小学校 4年生 萩・菊ヶ浜調査隊

 

 萩が誇る美しい菊ヶ浜。そんな菊ヶ浜にごみがたくさん流れ着くことがあると知って子どもたちはびっくり!「どこからこんなにたくさんの藻やごみがくるんだろう。」「流れ着いたごみはどうなるの。」子どもたちはたくさんの疑問を出し合い、解決するために調査を行いました。博物館の学芸員の方からは、汚れて見えるようでも、生態系の中では、藻が浜に打ち上げられるのは「自然が元気な証拠」だと教えていただきました。一方で、問題はその中に紛れているプラスチックごみだということも教えていただきました。海にごみを捨てるだけではなく、街にあるごみが流れ着いていると分かり、「海を守ろう大作戦」を考えました。海に流れ着くごみをなくすために、明倫校区のごみ拾いを行いました。その際に、ごみ拾いをされている地域の方に出会い、萩の美しい街は地域の方の力によって守られているのだと気付くことができました。子どもたちは、美しいふるさと萩の景観を、これからは自分たちの手で守りたいという思いをもつことができました。また、学習したことを新聞にまとめ、菊ヶ浜をきれいに保つために大切なことを家族に伝えました。